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独立系FP 福嶋淳裕のブログ

ふるさと納税返礼品 大阪府泉佐野市 天然メバチマグロの柵(サク)とたたきのセット

ふるさと納税の返礼品レポートです。

 

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返礼品の説明文(申し込み当時)

赤道を挟んで南北の広い範囲で漁獲された、天然のメバチマグロを「冊」と「たたき」にしました。冊は上質な味わいでお刺身に向いており、たたきは丼や手巻き寿司でどうぞ。

原産地:台湾、日本 他

セット内容
メバチマグロ赤身(サク)約200g×2
メバチマグロたたき約200g×5 
合計約1.4kg(真空パック入)
提供企業 ナインブロック

 

申し込みから配達まで:

自治体名 大阪府 泉佐野
申込経路 さのちょく
返礼品名 天然メバチマグロの柵(サク)とたたきのセット
寄付金額 15,000円
申込日 2019/3/3
配達日の指定可否 月を選択する形式
配達日 10月指定 → 2019/10/11
宅配業者 ヤマト運輸
(私はクロネコメンバーズなので便利です)

 

実質的なキャッシュフロー

①この返礼品を得るための寄付金額=15,000円
②この返礼品を含めた、
 今年分のふるさと納税寄付金総額=90,000円
③(②に対する)税制上の自己負担額=2,000円
④(②に対する)泉佐野市 100億円還元 閉店キャンペーン
 Amazonギフト券=18,000円(5/26、受け取り済み)

           ↓

この返礼品を得るために生じた実質的なキャッシュ フロー
 = (④-③)×(①÷②) = キャッシュ イン 2,667円

 


 

  • 「天然メバチマグロの柵(サク)とたたきのセット 1.4kg」と「Amazonギフト券 2,667円」を無料で入手できました(寄付金は、税金の前払いなので無視できます)。
  • 泉佐野市さん、ありがとうございました!

 


 

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投資信託の今後の買い増し候補

投資信託を今後「買い増し、積み立て」または「乗り換え」するときの候補を、久しぶりにチェックしてみました(2019/10/6時点)。

備忘録を兼ねて投稿します。

 

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私が「買い増し、積み立て」または「乗り換え」したい投資信託は、

  • 特定口座と一般NISA口座で、金額買付と積立買付が可能であること
  • パッシブ(インデックス)型であること
  • 購入時手数料がゼロであること
  • 分配実績がないこと
  • 販売開始直後のものでないこと

をすべて満たしたうえで、「信託報酬(率)がもっとも低いもの」です。

 

1. 国内株式(TOPIX

委託会社 投資信託 信託報酬
(税込)
ニッセイ アセットマネジメント㈱ <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド 0.154%
三菱UFJ国際投信㈱ eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX 0.154%
大和証券投資信託委託 iFree TOPIXインデックス 0.154%

 

2. 先進国株式(MSCIコクサイ)

委託会社 投資信託 信託報酬
(税込)
ニッセイ アセットマネジメント㈱ <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 0.10989%
三菱UFJ国際投信㈱ eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 0.10989%

 

3. 国内REIT東証REIT

委託会社 投資信託 信託報酬
(税込)
りそなアセットマネジメント㈱ Smart-i Jリートインデックス 0.1870%

 

4. 先進国REITS&P先進国REIT 除く日本)

委託会社 投資信託 信託報酬
(税込)
りそなアセットマネジメント㈱ Smart-i 先進国リートインデックス 0.220%

 

  • 信託報酬は本当に安くなりましたね。時間をかけて老後資金を形成する一般個人にとって、喜ばしい限りです。

  • 株式クラスは、「ニッセイAM」と「三菱UFJ国際」の2社がしばらく安泰でしょう。信託報酬の引き下げに積極的な両社の姿勢は、極めて好印象です。

    ベンチマークでいえばMSCI ACWIのような「全世界株式(含む日本)」については、海外ETFしかなかった頃から関心があり、何度か真剣に検討しました。しかしながら、結果として買い付けに至らず、今回は調べていません。これから始める人で、かつ、新興国にも投資したい人には、悪くはない選択肢かと思います。

  • REITクラスは、後発の「りそなAM」が頑張っています。

  • 債券クラスは久しく持っておらず、当面は買う気もないので今回も調べていません。

  • いわゆるバランス型(ターゲットイヤー型を含む)の投資信託は、債券クラスが含まれてしまうことと、そもそも自分で資産配分をコントロールしたいことから持っておらず、調べていません。

 


 

この記事は、投資判断の参考としての情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としていません。投資は自己責任で!

 

ある会社員の金融資産残高推移(1999/4/30~2019/9/30)

金融資産残高の推移を3ヶ月ぶりに点検しました。
(3ヶ月前の記事を複製したうえで、今回更新した文字の色を赤にしています[画像は除きます])
 

 

家計における「金融資産」の定義:

現金・預金、株式・出資金、株式以外の国債投資信託などの証券、金融派生商品、保険準備金・年金準備金、ゴルフ場への預託金などの預け金等、対外証券投資を含む対外債権等

出典:フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』


この記事における「金融資産」の前提:

  • 現金のほか、銀行, 証券会社, ソーシャルレンディング会社の口座残高です。私名義の金融資産に限定し、パート・アルバイト収入がわずかにある配偶者のものは含みません。
  • 貯蓄型の生命保険や個人年金保険は持っていません。
  • 「企業型DC(確定拠出年金)」の残高を含めるか否かについては、分析の趣旨によって変えています。

 

 

1. 私の投資手法

2001年からさまざまな投資・投機を試行錯誤し、数々の大失敗を経験。
リーマンショックなど、紆余曲折を経てたどり着いた投資手法は、

です。
私はこれを資産運用の中心・中核(コア戦略)とし、「分散・節税・低コスト投資」と呼んでいます。

成果を感じ始めたあと、理論的な裏付け・確証を得るため資産運用に関連する資格を取得したり、偶然、年金基金の運営に携わることになったりした結果、「一般個人の金融資産運用と年金基金の年金資産運用は、税制や金融商品の違いを除けば本質的には同じである」という結論に達しました。

プロ向け(機関投資家向け)資産運用ビジネスの業界では、「年金基金による年金資産運用が資産運用の標準的な方法」とされています。
であるならば、一般個人も、年金基金の運用基本方針を理解したうえで資産運用するほうがよいと思いませんか?

「分散・節税・低コスト投資」は、

  • 「世界各国の年金基金の多くが何らかの形で採用している現代(近代)ポートフォリオ理論と、日本国内の個人向け税制優遇措置(DC, NISA)の要点を理解し、
  • アセット アロケーション(資産の配分)とアセット ロケーション(資産の置き場所)が『そこそこ』適切であれば、合理的に資産形成できるはずだ」という考えに基づき、
  • 「インデックス型の投資信託を買い増していく」

という、単純かつ手間のかからない投資手法です(節税と乗り換えの目的で売却することはあります)。

なお、私の運用目的は「老後資金形成」です。

「長生きしたい」とか「(金銭的な意味で)贅沢したい」などの気持ちはないのですが、「将来、自分または配偶者が想定以上に長生きしてしまっても、お金に困ることがないよう、無理のない範囲で準備しておきたい!」、ただそれだけです。

 

2. 資産配分比率(2019年9月末)

資産区分 比率 連動を目指す指数
①国内株式 14% 日経225, TOPIX
②先進国株式 14% MSCIコクサイ
③国内REIT 13% 東証REIT
④ほぼ先進国REIT 12% S&P先進国REIT, S&PグローバルREIT
安全資産 47%  

企業型DCを含みます。
(企業型DCを含めて1つのポートフォリオだから)

  • ①~④はリスク資産で、それぞれ単一または複数のインデックス型投資信託によって構成されています。
  • 安全資産の内訳は、「現金」「預金」「個人向け国債(変動10年)」「ソーシャルレンディング会社の口座残高」です。
  • ソーシャルレンディング投資にリスクがあることは承知のうえで、「価格(時価)」という概念がないことから、便宜上、安全資産に区分しています。

 

3. 年間運用損益(2019/1/1~9/30)

リスク資産(投資信託)は、次の2ヶ所に置いています。

  • SBI証券(特定口座+NISA口座)
  • 企業型DC

今年の運用損益を「トータルリターン」で測定してみます。

トータルリターン = ①評価金額 + ②累計受取分配金額 + ③累計売付金額 - ④累計買付金額

 

(1) コア戦略

前述の「1. 私の投資手法(分散・節税・低コスト投資)」です。


SBI証券における年間トータルリターン

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②企業型DCにおける年間トータルリターン

私が加入している企業型DCの運営管理機関は投資信託のトータルリターンを提供していませんので、自分で計算しました。表の体裁はSBI証券に合わせています。

A評価金額 B累計売却金額
C累計分配金額
D累計買付金額
E前年末評価金額
トータルリターン
(A+B+C)-(D+E)
2019年 6,873,516 0
317
113,400
5,817,791
+‭942,642‬
+16.20%

 

(2) サテライト戦略

コア戦略以外の取引や保有分をサテライト戦略とします。

内容 実現損益
(税引前)
現在の運用状況
株式(現物)の短期売買 ▲15,161円 なし
個人向け国債(変動10年)の利金 4,000円 運用中(元本 800万円)
ソーシャルレンディングの分配金 91,409円 運用中(元本 約180万円)

 

4. 金融資産残高の推移(1999/4/30~2019/9/30)

レバレッジをかけた資産や外貨建て資産を含めたこれまでの運用成績を、まとめて(1枚で)お見せする良い方法を思いつきません。

そこで、収入や支出、負債の返済、リスク資産の値動き等々、私のすべての経済的活動の結果である「金融資産残高の推移の棒グラフ(月次)」を掲載します。

 

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1本の棒の高さは、その月の末日時点の金融資産残高を表しています。

この金融資産には、企業型DCを含みません。
(企業型DCの掛金は収入[給与所得]ではなく、
出金もできないアンタッチャブルな資産だから。
将来、受給時に収入計上[退職所得 or 雑所得])

したがって棒の高さは、その月の

  • 収入(ほぼ給与のみ、月によっては賞与も)
  • 支出(税・社会保険料、住宅ローンの返済を含む、すべての支出)
  • 運用損益(実現損益+月末の時価による評価損益)

によって変動します。

ただ、給与・賞与は、暦年でみると、(会社の経営事情によりガクンと下がった2012年を除けば)この約20年の間、それほどは変わっていません(涙)。

給与・賞与収入が(2012年以外は)おおむね同じ水準だったということは、棒の高さの中長期的な変動要因は、

  • 支出の(内容や金額の)変化= 貯蓄率の変化

    住宅ローンや子どもの教育費など

  • 運用損益(実現損益+評価損益)

といえます。

 

家計はご家庭ごとに異なるので、どこまで参考になるかはわかりません。

「ある会社員の家庭の実例」として投稿しました。

 

「FUNDAVI」に掲載

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「FUNDAVI」に掲載されました。

 

老後のお金が気になり始めた投資初心者におすすめする「投資信託の選び方」

 

という取材テーマに対し、福嶋が回答しました。

ご関心ございましたら、ご高覧くださいませ。

 

fundavi.jp

 

 

「専門家ライフラボ」に掲載

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「専門家ライフラボ」に掲載されました。

 

老後資金2000万円問題と年金対策について


30代 会社員 男性からの質問
 

現在、会社員をしています。厚生年金だけで安心だとこれまで思っておりましたが、最近の老後資金2000万円問題などがあり、将来に対する不安が強くなりました。調べると老後資金形成としてiDeCoやNISAなどの活用もあることを知ったのですが、あまり詳しくないので、プロの視点から年金対策のアドバイスをいただければ幸いです。

 

という質問に対し、福嶋が回答しました。

ご関心ございましたら、ご高覧くださいませ。

 

senmonka-life-lab.com

 

なお、この記事の取材日は、「財政検証」公表直前の8/20でした。 

8/27に公表された財政検証に関する私見は、以下のとおりです。

 

freespirit1979.hatenablog.com