相場は3月中旬を当面の底として、やや落ち着きを取り戻して4月を終えました。
私は2/28に投資信託の「買い下がり」を開始し、3/12からは「損出しクロス取引とリバランス」に精を出しましたが、毎月行なっている「積立投資(一般NISA)」と「DC出口戦略(企業型DC→特定口座)」を除くと、コロナショックに起因した最後の注文指図は3/18です。
今回は、このブログのテーマとは無関係な雑感です。
私の勤務先は、3月第1週から「原則、テレワーク」となりまして、以来、一度も出社していません。
入社式は中止となり、新人研修はテレワークで行われているようです。
さらには、「都内の企業に対して4/25(土)から5/6(水)までの12日間を連続休暇とする」よう呼びかけた4/23(木)の小池東京都知事の記者会見、ならびに某経済団体の要請を受け、「この期間を通じた年次有給休暇取得のお願い」が職制を通じて通知されています。
「年休は自分の意志で、目的を持って取りたい」「年休をステイホーム週間に充てるのはいかがなものか」という気持ちはもちろんありますが、とはいえ今は「非常事態」「有事」です。
表現が適切かどうかはともかく、敵対する国や集団が存在しない戦争、未知のウイルスとの戦争の真っ最中。「戦時」だから仕方ない、と受け止めています。
近所のコンビニや父の代理の銀行ATMの用事などを除けば自宅引きこもり状態ですので、普段できなかったことや、ずっと家にいると目に付いてしまうことに取り組んでいます。
- 自宅インターネット光回線とケーブルテレビ回線の変更[完了]
この結果、屋根のパラボラアンテナが不要になりました(将来、撤去すべきか...?)
- メールアドレスの変更[あと1つ解約すれば完了]
- 家具(机と椅子、本棚など)の購入、大掃除、模様替え[現在進行形]
ついでに電動ドライバーを初めて購入し、かなり気に入っています(笑)。
- 自宅のメンテナンス(キッチン換気扇の交換、防蟻、外壁のコケ落とし、キッチン水栓の交換、浄水器の交換など)[完了]
フローリングのえぐれや凹みの補修は、毎日少しずつ続けています。
- 火災保険が6/2に切れるため、次の保険の比較検討[現在進行形]
- 大手キャリアから格安SIMへの変更[未着手]
- その他いくつかある家庭の諸問題
最近思っていること。
世界で一番自由な国は日本なのでは?
諸外国が都市封鎖などの強力な施策を当たり前のように打ち出す中、「日本は、国民に対して外出・移動の制限や休業を命令する権限を、国の最高権力者ですら持っていない珍しい国である」という事実を初めて知りました。
あまりに自由すぎると、結果として国民に大きな災厄をもたらしかねない気がしてなりません。
非常事態・有事に適時適切な対応ができない私権最優先・性善説的な法体系と、その最高法規である日本国憲法(現在ある各国の憲法の中で、唯一、一度も改正していない珍しい憲法)は見直しの潮時なのかも、と思っています(もちろん、権力者のためではなく、最大多数の最大幸福が大前提です)。
この機会に今までできなかった改革を実行しては?
4月下旬になって、「9月入学」がにわかに盛り上がってきました。
グローバルスタンダードに合わせたほうが、生徒・学生にも学校・大学・企業にも様々なメリットがある、ということでしょうから、この機会に企業会計の「12月決算」も進めるべきではないでしょうか。
社会や市民生活は元に戻らないのかも
至近距離での会話や直接的・間接的な接触で感染する、感染させるかもしれない。感染者であれば、相手が、あるいは自分が吐き出した息にもウイルスが存在するらしい。つまりは誰かと会うこと、誰かの近くで過ごすことで感染しかねない、感染させかねない、ということであれば、COVID-19、新型コロナウイルス感染症のワクチンと治療薬が世界中に普及し、インフルエンザと同じ程度の「普通の」感染症になるまでの数年間、社会や市民生活は元に戻らないのかもしれません。
その間に、予期せぬ方向で「働き方改革」が否応なく実現し、人との付き合い方も、レジャーもスポーツも冠婚葬祭も大きく変化し、SF映画に出てきそうな生活様式がニューノーマルになっていくのかも、などと妄想しています。