我が家では毎年この時期、自動車保険を更新しています。
損保会社は何度か乗り換えてきましたが、2013年以降は某ネット損保会社の固定客です(保険料の安さで選びました)。
以来、保険料を抑えることを優先し、ほぼ同じ内容で更新し、幸い無事故です(1・2年前、知人の三井住友海上系FPに我が家の自動車保険の契約内容を見せたところ、保険料の安さに驚いていました)。
半年ほど前、別の知人の損保ジャパン系FPから「自動車保険に付けるべき特約と、人身傷害の保険金額の目安」について話を聞く機会があり、それを参考に今回、契約内容を見直すことにしました。
せっかくですので皆様にも紹介します(★部分は、今回の私の判断です)。
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弁護士費用等補償特約(自動車事故型)
千葉県内を走る自動車は「5台に1台が無保険車」だそうです。
そんな相手と事故になり、損害賠償を請求するためには弁護士が必要になるそうで、高額な弁護士費用に対応する特約です。
★私が契約している損保会社の場合、
「1回の事故につき被保険者1名あたりの争訟費用(限度額300万円)」
の保険料は4,180円/年とのことです。
うーむ、やや微妙な金額ですが、アドバイスを尊重し、今回はこの特約を付けることにしました。 -
個人賠償責任危険補償特約
自分や家族、自宅建物が他人にケガをさせたり、他人のモノを壊したり、誤って線路に立ち入って電車を止めてしまったりした場合の法律上の損害賠償責任に対応する特約です。
自動車保険でなくてもかまいせんが、世帯にひとつ、何かしらの保険またはクレジットカードなどで必ず付帯しておくべき特約です。
★これはもともと付けていました。
私が契約している損保会社の場合、1,810円/年です。 -
対物差額修理費用補償特約
通常の「対物」では、相手の自動車の時価額までしか保険金を支払えません。
最近は、同じ自動車に長い年数乗る人が増えているそうで、(自動車が古ければ時価は低いため)、「対物」では修理代を全額支払えないケースが非常に多いそうです。
そのようなときに、あると便利な特約とのこと。
★私が契約している損保会社の場合、
「修理費と時価額との差額のうち過失割合に応じて50万円」
の保険料は220円/年とのことです。
え、220円? 払いましょう、付けましょう(笑)。 - 人身傷害補償保険金額
「対人」と「人身傷害」は補償の対象が違うので注意が必要ですが、「人身傷害」は「死亡の場合、8,000万円」「重度後遺障害の場合、1億4,000万円」あれば、おおむねカバーできるそうです。
★我が家はこれまで「3,000万円」を付けていました。
私が契約している損保会社の場合、保険金額を3,000万円から
・5,000万円に増額する場合、保険料の増額は210円/年、
・7,000万円に増額する場合、280円/年、
・1億円に増額する場合、290円/年、
・1.5億円に増額する場合、310円/年
と、微々たる違いであることがわかりましたので、今回は「1.5億円」に変更することにしました。
生命保険(病気、けが、死亡など)に比べると、損害保険(火災、地震、自動車など)の必要補償額の試算は難易度が高く、また、価値観、お住まいや周辺環境、マイカーの利用状況等々に大きく左右されます。
保険料が過剰にならないよう十分気をつけながら、たまには保険の契約内容を見直してみてはいかかでしょうか。