私は今年(2021年)2月、スマホ(iPhone)の通信事業者を大手キャリア(au)からMVNO、格安SIMカード(mineo)へ切り替えました。
切り替え後の使用感と、切り替え前後(2020年11月分から2021年6月分まで)の料金について投稿します。
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使用感
- データ通信速度の低下は感じられませんでした。
ただ、私はもともとスマホのスーパーライトユーザーであり、外出先で動画の視聴などはしないため、ヘビーユーザーの参考にはなりません。
自宅Wi-Fi環境は、
・スマホ~Wi-Fiルーター: 11ac(BF)/a/g/b/n 5GHz (866Mbps前後)
・Wi-Fiルーター~プロバイダー: FTTH 1GB
です。 - 音声通話についても違和感は感じられませんでした。
ちなみに、LINE以外で自分から電話するときは、相手がフリーダイヤル等でない場合、通話料金が安くなる「mineoでんわ」アプリから架電するようにしています。
「mineoでんわ」アプリを使う前は、キーパッドから電話番号を入力させるような操作性の悪さを覚悟していましたが、実際にはiCloudの「連絡先」の登録内容が表示されるため、心配は杞憂に終わりました。
相手が受電する際、どのような電話番号が表示されているのかは聞いたことがありませんが、架電する側としてはまったく支障ありません。
料金(機器代金を除く電話料金[税込])
下記、料金比較の期間(2020年11月分から2021年6月分まで)は、隣の市に数回行っただけで、都内の勤務先には一度も通勤しておらず、飲み会もゼロでした。
行動パターン、行動範囲はコロナ前と大きく異なります(ニューノーマルとして、今後も続きそうですね...)。
切り替え前(au)の利用料金
- 11月:私2,796円 + 妻4,870円 = 7,666円
- 12月:私2,730円 + 妻5,118円 = 7,848円
- 1月:私3,850円 + 妻8,165円 = 12,015円
- 二人分の3カ月平均は、9,176円/月でした。①
切り替え月(2月)の利用料金
- au:私7,216円 + 妻7,383円 = 14,599円
→ MNP転出予約手数料・契約解除料4,400円/人がなかったとすると、
私2,816円 + 妻2,983円 = 5,799円 - mineo:私4,661円 + 妻4,661円 = 9,322円
→ 契約事務手数料・SIMカード発行料3,740円/人がなかったとすると、
私921円 + 妻921円 = 1,842円
切り替え後(mineo)の利用料金
- 3月:私278円 + 妻278円 = 556円
→ キャンペーン割引1,188円/人がなかったとすると、
私1,466円 + 妻1,466円 = 2,932円 - 4月:私408円 + 妻394円 = 802円
→ キャンペーン割引1,188円/人がなかったとすると、
私1,596円 + 妻1,582円 = 3,178円 - 5月:私278円 + 妻610円 = 888円
→ キャンペーン割引1,188円/人がなかったとすると、
私1,466円 + 妻1,798円 = 3,264円 - 6月:私1,466円 + 妻1,605円 = 3,071円
- キャンペーン割引(3カ月間)を無視すると、
二人分の4カ月平均は、3,111円/月となりました。② - また、切り替えに要した二人分の各種費用16,280円(au+mineo)のうち、
7,128円は、mineoのキャンペーン割引で補填された形です。
切り替えの節約効果
- サンプル数は少ないものの、上記①と②をもとに試算すると(①-②)、
「家計(キャッシュフロー)を1カ月で5,000~6,000円改善できそうだ」
ということになります。
・1年で、約60,000~72,000円
・10年なら、約60万~72万円
です。
なお、mineoのデータ通信容量は5GB/月の契約ですが、夫婦とも5GBは使い切れていません。
数カ月前、「この1年で、菅内閣総理大臣の主導により、東京の携帯電話料金は先進国の主要都市の中で2番目に安くなった」旨の報道がありました。
この報道が正しいか否かについては専門外のためコメントできませんが、大手キャリアから格安SIMカードへの切り替えは「おすすめ」といえるでしょう。
切り替えの手間はかかりますが、まだの方は検討してみてはいかがでしょうか。