あなたの家計は 100歳まで もちますか?

独立系FP 福嶋淳裕のブログ

iDeCo、始めました。

遅ればせながら条件が整い、個人型DC(iDeCo)の加入を申し込みました。2月中旬、初回の買い付けが実行される見込みです。

遅ればせながらiDeCoを始める目的

iDeCoを始める最大の目的は、企業型DCのマッチング拠出と同じ「拠出時非課税」メリットを生かし、小規模企業共済等掛金控除によって所得税と住民税を節税することです。もっとも、拠出できる掛金の上限が少額なため節税効果も微々たるものです。しかしながら、「やらないよりはマシだろう」という結論です。掛金が少額であることに加え、私の場合、拠出できる期間が短いことから、運用収益(額)については期待していません。

加入手続きの履歴

2022年10月1日から、企業型DCの加入者も原則としてiDeCoに加入(併用)できるようになることはわかっていました。私の場合は企業型DCのマッチング拠出を利用していたため企業型DCとiDeCoの併用はできず、企業型DCの加入者資格を喪失する10月下旬までiDeCo加入手続きの開始を待つ必要がありました。また、企業型DCの年金資産を速やかに一時金で受け取りたい事情があり、企業型DCからiDeCoへの移換もしません。単純にiDeCoを新たに始める手続きの事例です。

  • 2022年9月13日、事前に選んでいたiDeCo運営管理機関(金融機関)のウェブサイトで加入を申し込む。
  • 9月20日、書類一式が届く。
  • 10月21日、書類の一つ、手続きの起点となる「事業所登録申請書 兼 第2号加入者に係る事業主の証明書」を勤務先の人事担当者に送付し、記入を依頼。
  • 11月1日、記入後の書類が勤務先から届く。
  • 11月2日、その他の書類を併せた一式をiDeCo金融機関に送付。
  • 11月18日、iDeCo金融機関から「書類を受領した」旨のメールが届く。「IDとパスワードを郵送するまで1~2カ月待て」とのこと。
  • 11月30日、掛金の引き落とし先に指定していた銀行から「口座振替契約登録のお願い」メールが届く。【たまたまメールを見落とさず、よかったです】
  • 12月1日、銀行のウェブサイトで口座振替契約の登録を完了。
  • 2023年1月19日、iDeCo金融機関からIDとパスワードが簡易書留で届く。【できれば「○日ころに発送予定」とか「発送した」などのメールが事前に欲しかったところです】
  • 1月20日iDeCoの元締め、国民年金基金連合会から「個人型年金加入確認通知書」「掛金納付及び引落しについてのお知らせ」などが届く。初回引き落としは1月26日、初回に限り2カ月分とのこと。
  • 1月26日未明、銀行から「残高不足により口座振替不成立! 今日中に入金すれば間に合う」とのメールが届く。即 対応し、無事に引き落とされる。【メールを見落としていたら大変でした。私の場合、その銀行の証券会社連動口座に預金していて、振り込みやデビットカードなどで使われる通常の口座には1円も預けていなかったためです。振替の指図を実行した瞬間に引き落とされました。これからは若干の額を置いておくことにします】
  • 初回の購入指図は「初回引き落とし日の12営業日後の翌営業日」に実行されるそうなので、2月14日の買い付け発注となりそうです。

とまぁ、このような感じです。話には聞いていましたが、iDeCoの加入手続きは登場人物(関与する機関・団体)が多く、時間がとてもかかります。今後改善されるようですが、私の場合は間に合いませんでした。

2月の約定を見届けたら、次は4月になり次第、掛金の変更(増額)を手続きする予定です。これも手間と時間がかかるのでしょう...。