本日は7月募集の発行条件の発表日でした。3タイプすべての利率が上昇しています。利率の順位は「固定5>変動10>固定3」のまま変わりませんでした。個人向け国債そのものの「見直し」に関する政・官の動きも引き続きポツポツと報道されていますね。新たな情報が出てきたら改めて投稿したいと思います。
さて、私の「預金から個人向け国債へ」の検討ですが、あまり進んでいません。他方、物価上昇のニュースを目にしながら、円普通預金(金利0.3~0.5%)の実質的な目減りを放置するのも精神衛生上あまりよろしくありません。というわけで、安全資産のおよそ3分の1を、S銀行の円普通預金(0.5%)から、6月開始キャンペーン「3カ月円定期預金1.25%(年率)」に移しました。他の円定期預金も合わせると、現在、瞬間風速的には安全資産の約4分の3が円定期預金になっています。
以下、今回の投稿は、「変動か固定か混合か」についての雑感です。
バックナンバー:
- 2026-05-15 個人向け国債 検討メモ (1)
5年国債金利の推移など - 2026-06-03 個人向け国債 検討メモ (2)
個人向け国債の見直し議論 - 2026-06-16 個人向け国債 検討メモ (3)
これまでの思考の整理(預金から個人向け国債へ)

1. 1974年~2023年 年末時点 5年国債金利グラフ(データ:財務省)

2. 2024年1月~2026年6月 全営業日 5年国債金利グラフ(データ:財務省)

3. 2026年1月~7月 個人向け国債発行条件(データ:財務省)

4. 2025年 平均消費者物価指数の動向(出所:総務省)

5. 変動か固定か混合か(固定なら5年か3年か混合か)
個人向け国債のタイプの選び方としては、満期までの期間を考慮しないとしたとき、
- 日本の金利が上がっていくと思う場合、「変動10」がおすすめ
- 日本の金利が下がっていくと思う場合、「固定5」がおすすめ
- 日本の金利の動きに一喜一憂したくない(気にしたくない)場合、「変動10」がおすすめ
などの説明が多いかと思います。一般論としては大いに賛同します。
一方で、今現在の私の個別事情や個人的意見を並べてみると...
- 安全資産(円預金+わずかな現金)は金融資産全体の3割弱
- 現時点で予定している一時的な高額支出は、2030年と2035年に数100万円ずつ(3・4年で来る2030年のキャッシュアウトは意識しておこう)
- 2022年の規制強化によりIPOプライマリー投資の妙味が消滅し、多額の円普通預金を維持しておく動機がなくなった(安全資産は円定期預金または個人向け国債にできるだけ集中させるべき)
- 現在の日本の金利上昇トレンドは2022年末(日銀YCC修正)に始まり、現在も進行中と認識
- 現時点で個人的に想定するシナリオは「2028年半ばごろまで、日銀による政策金利(短期金利)の利上げが続き(2%程度まで)、中長期金利の上昇傾向も続く」
- 募集時点の利率だけで判断すれば、「変動10」は不利(10年物×0.66)、「固定5」が最も有利(5年物-0.05)、「固定3」は中途半端(3年物-0.03)
- 「固定5」を買った後で募集利率がさらに上がってしまうリスク(というか、精神的なストレス)は、「購入後1年以上経過時点での中途換金+買い直しルール」を設定、実行することにより、一定程度回避できる
といったところです。
まぁ、利金の額よりも手間の少なさを優先する場合、「変動10」を一括購入して10年間放置するのが最善でしょうし、「変動10と固定5の組み合わせ」という折衷案もありますが、今回は手間がかかっても(金利に一喜一憂しても)利金の額にこだわってみようかと考えています(今のところ)。
今後の投稿予定テーマは次のとおりです。
- いつ買うか(固定なら金利のピークを狙うか? 買った後の見直し方針は?)
- 普通預金と定期預金を原資とした購入計画
- 個人向け国債見直し議論の進捗(必要なら購入計画の見直し)








