本日、令和4年分の所得税の確定申告を完了しました。
今回はあれこれ試さず、次の手順と方法にしました(太字の部分です)。
- 2月初旬、「楽天ふるさと納税」で「寄附金控除証明書の発行」を申請
https://event.rakuten.co.jp/furusato/mypage/final-tax-return/?l-id=furusato_pc_mypage_etax_ftr_navi_final-return_flow - 建国記念日のころから、各種書類の整理と各種集計表の作成を開始
- 申告の数日前、「国税庁 確定申告書等作成コーナー」で事前準備を開始
・保存データを利用して作成
・過去の年分のデータを利用して新規作成
・ICカードリーダライタを使用してe-Tax
・令和4年分の申告書等の作成
・決算書・収支内訳書(+所得税)
・マイナポータルと連携する
・事前準備[今回、ソフトウェアの更新は不要だった]
・マイナンバーカードによる認証
・決算書・収支内訳書の過去の年分のデータを読み込み
・マイナポータルから証明書等データの情報を取得
[医療費通知情報、寄附金控除に関する証明書、特定口座年間取引報告書]
・今回は医療費控除可能な額に達していないため、医療費通知情報を削除
・青色申告決算書(現金主義用) - 続けて「国税庁 確定申告書等作成コーナー」で申告書等の作成
・決算書(不動産所得用)の入力
[ここで自動計算された減価償却費を基に、
自分で途中まで作成していた多桁式簡易帳簿を完成させる]
・送信方法は「作成コーナーから所得税の確定申告書と一緒に送信する」を選択
・所得税の確定申告書の提出方法は「e-Tax」を選択し、前年のデータを読み込む
・収入金額・所得金額の入力[給与所得と雑所得(業務・その他)]
・住民税等の入力(住民税・事業税に関する事項)
[ここは見落とさないように注意]
・「自分で納付」を選択
・「不動産所得から差し引いた青色申告特別控除」を入力
このブログに何度か書いてきたように「確定申告書等作成コーナー」は毎年改善されていて感心します。
今回便利だったのが「マイナポータル連携」です。1年前は楽天ふるさと納税の寄附金控除証明書発行が間に合いませんでしたが、早めに申請しておくことでスムーズにいきました。市町村と寄付金額を1件ごとに手入力していた手間がなくなりました。
SBI証券の特定口座年間取引報告書もマイナポータル連携で取り込めました。生保・損保会社の多くはマイナポータル連携に対応済みのようですが、証券会社は、私が口座を持っている範囲では SBI・auカブコム・野村が対応済みで、楽天・マネックス・大和・SMBC日興・みずほが未対応でした(大手証券かネット証券かに関係なく対応状況はまちまちです。意外なところで顧客サービスに差が出ますね)。
また、2021年に個人向け国債をすべて売却したことから今回は利金の入力がなくなり、2022年にソーシャルレンディングから事実上撤退したことにより次回から配当金の入力がなくなる予定です(焦げ付き案件が約40万円あるので、配当再開の可能性はゼロではありませんが...)。
給与所得の源泉徴収票の手入力、何とかなりませんかね...。