あなたの家計は 100歳まで もちますか?

独立系FP 福嶋淳裕のブログ

アノマリーは実現するか?

米国大統領選挙の前年は米国株式が上昇する」というアノマリーがあります。本年、2023年はその年に当たります。

2023年も残すところ2カ月。ロシアによるウクライナ侵攻が終わらないうちにパレスチナイスラエル戦争が始まり、欧州に加え中東が緊張する一方、二大大国、米・中も、それぞれの国内問題で右往左往している印象を受けます。

国際情勢も心配ですが、個人としては自分の資産も大事です。というわけで、2023年の私の投資信託トータルリターン[率](2022年末時点の評価金額に対する測定日時点の運用収益率)の推移を振り返ってみると、

  • 2023年3月末、プラス2.83%
  • 2023年6月末、プラス15.82%
  • 2023年9月末、プラス15.15%
  • 2023年10月末、プラス11.05%

でした。S&P500は7月、TOPIXは9月が目先のピークとなって徐々に下落し、10月は今一つ気が晴れない日が続きました(苦笑)。残り2カ月、アノマリーは実現するか、見ていきましょう。


アノマリー」とは(Wikipediaから引用)

アノマリー(anomaly)とは、ある法則・理論からみて異常であったり、説明できない事象や個体等を指す。科学的常識、原則からは説明できない逸脱、偏差を起こした現象を含む。