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独立系FP 福嶋淳裕のブログ

iDeCo、掛金額の変更に3カ月!

iDeCo制度上の私の身分が本年4月1日をもって変わったため、掛金額の変更(月額1万2000円から2万3000円への増額)を手続きしました。予想どおり、手間と時間がかかった経緯を投稿します。

  • 2023年3月1日、iDeCo運営管理機関(金融機関)に事前に請求していた書類一式が届く(事業所登録申請書 兼 第2号加入者に係る事業主の証明書、加入者他年金[企業年金等]加入状況等変更届)。
  • 3月31日、手続きの起点となる「事業所登録申請書 兼 第2号加入者に係る事業主の証明書」を勤務先の人事担当者に送付し、記入を依頼(身分変更が4月1日であり、早く届いても処理されないため、4月1日以降に届くよう投函)。
  • 4月13日、記入後の書類が勤務先から届く。
  • 4月14日、「加入者他年金(企業年金等)加入状況等変更届」を併せた一式をiDeCo金融機関に送付。
  • 6月15日、iDeCo金融機関の加入者向けウェブサイトの掛金額表示が2万3000円に変わり、「お知らせ」に「6月引落掛金の反映スケジュールについて」が表示された(個人宛てではなく、加入者全員宛てのお知らせとして)。
     ・6月26日:引落日
     ・7月12日:拠出日

3月に変更手続きを開始し、反映されるのは6月! NISAであれば、ご存じのとおり、ウェブサイトへの入力直後、リアルタイムで反映されます。
昨年、時の内閣が厚生労働省に指示したように、iDeCoの手続きの遅さは改善が必要ですね(「貯蓄から投資へ」「新しい資本主義」の錦の御旗がかすんでしまいます)。
ちなみに、4月から6月までの間、iDeCo金融機関からダイレクトなメールは何もありませんでした(いつ反映されるのか、自分から頻繁にウェブサイトを確認しないとわからない)....。

 


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