あなたの家計は 100歳まで もちますか?

独立系FP 福嶋淳裕のブログ

ふるさと納税返礼品 大阪府泉佐野市 国産豚ももスライス4kg!

今日は軽めに、ふるさと納税の返礼品レポートです。

今年分の私のふるさと納税については、以前に投稿したとおりです。

2019-03-05 「今年のふるさと納税、ほぼ完了

 

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申込経路 さのちょく
自治体名 大阪府泉佐野
返礼品名 超特盛国産豚ももスライス4kg!
寄付金額 15,000円
申込日 2019/3/3
配達日の指定可否 月を選択する形式
配達日 6月指定 → 2019/6/11
宅配業者 ヤマト運輸


※実質的な自己負担についての考察

①この返礼品を得るための寄付金額(上記)=15,000円
②この返礼品を含めた、今年分のふるさと納税寄付金総額=90,000円

②に対する①の比率=①÷②=16.67%
②の内訳=税制上の自己負担2,000円+税金の前払い88,000円

ここまでであれば、税制上の自己負担2,000円の16.67%である「333円を支払って、国産豚ももスライス4kgを受け取った」ということになります。
私の居住圏で買えば8,000円前後(消費税込み)と思われます(200円/100gとして)。

でも、これだけでは終わりません。

私が寄付した3月時点、泉佐野市は「100億円還元 閉店キャンペーン」を展開しており、寄付金額に応じたAmazonギフト券も受け取れます。
②の20%=18,000円
実際、5/26に受け取りました。

ということは...?

Amazonギフト券をキャッシュとみなせば、9万円のふるさと納税を行った結果、返礼品を考慮しないキャッシュフローは、
Amazonギフト券18,000円-税制上の自己負担2,000円=③16,000円
と、プラスに転じます。

では、今回の返礼品に関わる実質的な自己負担は?

③×(①÷②)=2,667円
なので、「2,667円をもらったうえに、国産豚ももスライス4kgも受け取った」ということです。

 

返礼品の説明文

超特盛、安心、安全の国産豚ももスライス4kg。スライスにしていますので豚しゃぶ、お好み焼き、しょうが焼きなど、いろんなお料理にお使いいただけます。
原産地:宮崎県、鹿児島県 ※産地はお選びいただけません
加工:京都府八幡市
セット内容:500g×8パック
提供企業:いちよしエンタープライズ(株)

 

この自治体を選んだ理由

昨年(2018年)10月、

  • B442 牛タンスライス どか盛1.2㎏(寄付金1万円)
  • B646 国産牛上カルビ焼肉用1.2㎏(寄付金1万円)

の返礼品にひかれ、ふるさと納税した市町村です(それより以前には、縁もゆかりもありません)。

しかしまぁ、昨年来の総務省とのバトルで、十分に知名度を上げましたね。
今年は応援の気持ちで寄付しました。

冷凍庫に入らないと困りますので、6回に分けて(6, 8, 9, 10, 11, 12月に)届くよう、返礼品を指定しています。

今回の豚肉はその第1弾です。

 


 

以下、ご参考まで。

 

Trust Lending その後の状況③

エーアイトラスト株式会社(ソーシャルレンディングサービス「トラストレンディング(Trust Lending)」の運営会社)の諸問題に関するアップデート情報です。

ソーシャルレンディングに関する過去記事
2. 金融資産運用設計

  

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このお題は、できれば新しいネタが出ないことを願っていたのですが(苦笑)、いよいよ影響が私に及び始めました。残念です。


前回の記事に掲載した表に、本日、該社が発表した最新状況を赤い字で追記します。

  種類
(シリーズ)
2018/12/14
行政処分
2019/3/8
行政処分
運用状況 私の出資額
1 債権買取     △貸付先の申入れにより運用期間を延長中→6月度の分配なし(延滞)※1 なし
2 船舶艤装品     〇通常運用中 なし
3 高速道路工事   ×虚偽の表示 ×訴訟提起により貸付先が支払停止中 なし
4 除染事業 ×虚偽の表示   ×訴訟提起により貸付先が支払停止中 なし
5 公共事業コンサル   ×虚偽の表示 ×訴訟提起により貸付先が支払停止中 なし
6 IoT実証実験 ×虚偽の表示   〇通常運用中→6月度の分配なし(延滞)※2 なし
7 大型船舶建造     〇通常運用中 10万円
8 燃料卸売   △誤解を生ぜしめるべき表示 〇通常運用中→6月度の分配なし(延滞)※2 10万円
9 大型重機     〇通常運用中 10万円

 

※1
貸付先から5月度の利息支払に延滞があり、6月10日の分配が行われない状況となりました。
本件ファンドについては、2019年3月末が一連の貸付の弁済期日となっておりましたが、貸付先からの状況報告と申入れを受け、ファンド貸付資金で取得した当該債権を他者に売却する際の売却代金を返済原資とすること、及び売却条件の調整期間として3ヶ月の運用期間延長を行っておりました。
この対応にあたっては、延長期間中は遅滞なく利息の支払いを行うこと、及びそれが遵守されない場合には、貸付先は即時期限の利益を喪失することを条件としておりました中で、5月分の利払いが滞る事態となりました。

※2
貸付先から5月分の利息支払に延滞があり、6月10日の分配が行われない状況となりました。
延滞となったローンファンドに関する2つの事業は、貸付先は別法人ですが実事業会社は同一となります。貸付の実行以降、これまでに滞納等はありませんでしたが、燃料の供給先となる大規模公共工事における燃料需要の急増が、当初の計画よりも遅れていることから同社のキャッシュフローが悪化し、実行中の2事業について5月分の利払いが困難な状況となりました。

 
私が現在トラストレンディングに投資している3つのファンドのうち、1つが「6月度の分配なし」となってしまいました。
まぁ、分配が遅れるだけで(あるいは分配がなくても)出資金が戻ってくるのであれば実害はないのですが、投資家側でできることは何もない(解約できない)ので続報を待つしかありません。

しかしながら、「この会社の9種類のファンドのうち(今のところ)無傷のものは3種類だけ」という事実には、絶句します。

こういうことが、ソーシャルレンディング投資のリスクなのでしょう。

 

6/3以降、一部の大手メディアや、有識者と称するタレントに加え、ゼロヨネンフレーム(2004年の公的年金制度改革)を正しく理解していない国会議員が見当違いに批判の矛先としている金融庁も、ソーシャルレンディング投資には注意喚起しています。

平成31年3月27日 金融庁
ソーシャルレンディングへの投資にあたってご注意ください

www.fsa.go.jp

 

金融庁「老後2000万円必要」?

6/3(月)、金融庁が金融審議会 「市場ワーキング・グループ」の報告書を公表しました。
この1週間、様々なメディアで報道・拡散され、ちょっとした盛り上がりを見せています。

この件については、金融庁の公表に先立ち、5/23から5/24にかけて朝日新聞が検討最終段階の状況を報道していましたので、ご覧になった方もいらっしゃるかと思います(私は朝日新聞の購読者から記事を教えてもらいました)。 

www.asahi.com  

 

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1. ニュースソース

令和元年6月3日 金融庁
金融審議会 「市場ワーキング・グループ」報告書 の公表について

www.fsa.go.jp 

  

2. 雑感

とりあえずの雑感です。
カッコ内は、やや辛口かもしれませんが、私の本音です。

  • 全体としてはまともな内容であり、新鮮味は感じられない。
    公的年金だけで[貯蓄・投資の残高や、公的年金以外の収入なしで]不自由なく寿命を迎えられると考えている人がいたとしたら、いくらなんでも甘すぎるのではないでしょうか?)

  • 試算の前提(夫95歳・妻90歳までの30年間)に違和感がある。
    (想定寿命は長めに、夫婦それぞれ100歳まで「生きてしまう」前提で、老後生活を設計するほうがよいのではないでしょうか?)

  • リタイア時点の貯蓄・投資の残高と、公的年金以外のリタイア期間の収入総額の合計が、「2000万円」で足りるとは思えない。
    (子世帯や親族に迷惑をかけないためには、日常的な生活費のほかに、人生終盤の介護費用や葬儀費用の準備も必要なのではないでしょうか?)


この報告書は、私の仕事にも関係しますので、後日、熟読・整理し、機会があればあらためて投稿したいと思います。

 

新電力切り替え後の料金比較⑧

新電力への切り替え(2018/10/5)後、8ヶ月目(6月分)の電気料金が確定しましたので、前年と比較してみます。 

参考記事:2018/9/24「新電力への切り替え

 

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1. 単月の比較 

検針月
事業者
日数 使用量
kWh
電気料金
(税込)
6月分 2018年
東〇電力
29日 412 13,504円
同上 2019年
Looo〇でんき
31日

483

71増
17.2%増

13,967円

463円増
3.4%増


使用量が前年同月を3ヶ月連続で上回ってしまいました。
検針日の関係で今回の対象期間は前年同月より2日(6.9%)多いのですが、使用量は17.2%も増えました。うーむ、まだ冷房はそれほど使っていないはずなのですが...。

「使用量17.2%増」に対し、「電気料金は3.4%増」となりました。
使用量の増加が大きかったため、相対的に安価な料金体系とはいえ、電気料金の増額は回避できなかった、といえそうです。

2. 累計(8ヶ月)の比較

検針月
事業者
日数 使用量
kWh
電気料金
(税込)
11~6月分 2017・18年
東〇電力
244日 5,632 174,792円
同上 2018・19年
Looo〇でんき
241日

5,426

206減
3.7%減

158,810円

15,982円減
9.1%減


続いて、切り替え後の累計で比較してみます。

「使用量が減った」という電気料金減額要因が含まれてはいるものの、結果として前年同期比で「電気料金9.1%減」となりました。

引き続きチェックしていきたいと思います。 

 

「買い下がり」を始めます

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今年(2019年)の相場は、10連休の前日(4/26)までの4ヶ月、非常に好調でした。

改元祝賀ムードの中で始まった5月の相場は、トランプ米大統領の対中関税ツイートによる下落で始まり、そして月末も対墨(メキシコ)関税ツイートによる下落で終わりました。

私が保有している投資信託のうち、いくつかを調べると、基準価額の騰落率は次のとおりです。

アセット
クラス
1~4月
累計
5月
単月
国内株式  +12.15%   -7.43%
先進国株式   +18.68% -6.33%
国内REIT +7.64%   +1.68%
先進国REIT  +15.47% -2.82%

 

3/25の瞬間的な急落(日経平均でいえば約3%の下落)局面では買い出動しませんでしたが、5月は日経平均でいえば月間を通じて約7%の下落となり、日足のチャートを見るとテクニカル指標のいくつかが底値圏、あるいは反発期待域に入りつつあります。

他方、国内REITは堅調なトレンドをまだ維持していますし、国内株式を含めたすべてのアセットクラスも、週足のチャートを見る分には底値圏・反発期待域までは下がっていない、という微妙な局面です。

6月下旬のG20大阪サミットが転機(下落加速か反発か)になるかどうかはわかりませんが、私は来週から、「買い下がり(追加投資によるポートフォリオの補強・補正)」を始めることにしました。

  • 今年は、ショットで買い出動すべき局面が1/4しかなかったので、1/4に少額を追加投資したあとは退屈しています(笑)。
  • 今回は長丁場になるかもしれませんので、ちびちびと買い下がっていきます。

 


 

参考記事:2018-12-20「急落・暴落で思い出したい言葉

freespirit1979.hatenablog.com